※この記事は雑記です。大会の結果報告等ではないので暇な方のみ読んでください。
※筆者の個人的な意見が多分に含まれています。的外れな主張や考察不足等があっても温かい目で見守っていただけると幸いです。
緒言
皆様はEうつほという人形をご存知だろうか。

属性:炎/風
種族値:110-100-70-60-110-80 (530)
アビリティ:負けず嫌い/赤帝之火
この人形を知っている方の中にはこう思う方もいるだろう、「何がしたいのか分からない」「Eもこうの劣化」と。
私は悔しかった。
知らない方のために説明すると、私は霊烏路空というキャラクターが大好きで、このゲームでも必ずPTの先頭にホワイトドレスを着せて配置しているのだが、自分の嫁人形が、まともに使われてもいないのに、ある種共通認識かのように先程の言葉に代表される不当な扱いを受けているのが悲しくて仕方なかった。
今回の記事は、そんなEうつほについて、演舞歴1年未満の筆者が実際に使った型を考察を交えて紹介し、この人形独自の戦い方を開拓・布教していこう、という趣旨で書き進めていく。
Eもこうとの差別化
炎/風と聞いて、まず差別化を図る必要がある人形がEもこうである。
攻撃面ではC110に加えアビリティのフルパワーでさらに1.2倍、また優秀な積み技の太刀風を覚えるため、一致スキルの範囲の優秀さも相まって全抜きも狙える。
耐久方面においても、130-85-85と優秀な数値を持ち、もう一方のアビリティ南方の地脈により朱雀をものともせず逆に回復してしまう。
この特徴を踏まえた上で考えると、アタッカーとして勝つのはほぼ不可能だと思っている。まともな積み技を覚えず、一応朱雀を張ればアビリティ込で1.5倍になるが太刀風で即座に追いつかれるためである。そもそも赤帝之火で与ダメージが上がる属性は炎のみであり、全属性の火力上昇が見込め俊敏も同時に積むことができる太刀風に敵う要素がない。
以降は残された可能性である耐久型について考えていくことにする。
まず耐久型Eもこうの短所についていくつか羅列していく。
①スキル・装飾品の枠が圧迫される
Eもこうは回復スキルをパワースポットしか覚えない。このスキルは回復までに1ターンのラグがあり、安定して使うには森羅結界との併用が求められる。さらに森羅結界を採用するなら兵糧丸を持たせたり朱雀を張りたくなることを考えると、自由に弄ることができる実質的なスキル枠は1~2枠となる。
それに対してEうつほは止まり木1つで完結している。よって炎/風の攻撃スキルを無理なく両立でき、優秀な一致範囲を余すことなく使うことができる。またパワースポット→森羅結界の流れは読まれやすいため、止まり木を使用できる実質的な恩恵はもっと大きい。
②朱雀を張ることによる味方へのデメリット
前述の通り、Eもこうはアビリティの効果で、朱雀による回復禁止の影響を受けず追加で毎ターン回復することができる。しかしそれはEもこう自身のみの話であり、他に選出した味方は回復することができない。幻想人形演舞に全ての人形に有利な人形は存在しない。必ず不利な対面は存在するため、交代を強いられた先が体力管理できないのであってはサイクル崩壊の危険性もある。
この点を踏まえると、耐久型Eうつほを使うのであれば構築全体を受けサイクルに大幅に寄せるのが良さそうである。
ちなみに同属性で一切名前が挙がらなかったEせいらんであるが、Eせいらんのメジャーな型はオフェンサートランスを使用した積みアタッカーであると想定しているため、差別化は考えないものとする。
育成論
型の方向性が定まったところで、実際に育成した型を紹介する。
・HB振り両受け型

Eうつほ@迎撃ビット
印:蒼
アビリティ:負けず嫌い
実数値:217(64)-120-132(60)-×-133(6)-100
バーンストライク
飛翔乱舞
破滅の瞳
止まり木
H:ぶっぱ
B:11n
D:余り
B<D
耐性的には大地・闘といった集弾に寄った属性が多く、また「火傷無効の集弾風」というEひなに非常に強い属性を最大限活かすため、強気対策も意識しつつHBにかなり厚く配分した。水弱点故にPゆめみを強く呼ぶため、強気対策は必須であると考える。
集弾受けが役割であるため、装飾品は攻撃せずとも削りを入れられる迎撃ビット。Pあやに強くなる他、Eひなにチェンジリングで逃げられても最低限ダメージが入ったり、チョーカーを潰してアタッカーを安全に通したりと汎用性が高い。Eもこうは兵糧丸で固定されがちなので、装飾品を自由に選択しやすいのもEうつほの長所である。
集防ラインはPあやのツイスターやEひなの毒の濁流が受かるぐらい。正直心許ないので取り巻きや立ち回りで補いたい。
散防ラインはあまり振っていない割に硬く、Eゆめこの印なしマクロバーストがほぼ受かり、ここに破滅の瞳を合わせればピアスEメディスンのインスティンクションさえも受かってしまう。
とはいえ破滅の瞳は命中不安なのもあり必須級のスキルではないと感じた。行動はほぼ飛翔乱舞と止まり木で完結する。他の候補としては耐久人形に強く出られるアップビートも良さそうだと感じた。
空いたスキル枠に朱雀を仕込んでアビリティを赤帝之火にする選択肢もあり、筆者自身も直近開催された大会で使用したが、朱雀を活かすならやはりEもこうの方が優秀であり、制限大会ならではの構成であることを念頭に置くべきである。
朱雀を使わない場合、アビリティは負けず嫌い1択になるのだが、発動機会が少ないのでほぼ腐ってしまっている。一応Aこがさ、Eリリカ等煙幕展開・威嚇射撃持ちには圧をかけられるが...
Sラインは少し上に準速Eマミゾウがいるので多少振るのもありかもしれないが、止まり木の下からシューティングプレスを合わせられるリスクがあるのと、そもそも数値に余裕がないのもあり結局無振りに落ち着いた。仮にSに割くのであればH60 B60 D4 S6や、配分効率の悪さ(B11nの放棄)に目を瞑るならH64 B58 S6(余りAorD2)になるのではないかと思う。
集弾・散弾両方に関して最低限の耐久しか確保できていないので過信はできないが、炎/風の耐性と攻撃範囲、また取り回しの良い安定した回復スキルを持つ点は優秀であり、取り巻きをしっかりと考えた上で適切なプレイングを心がけていれば十分活躍させてあげられると感じた。
というかなんでこの子ホーリーフレア覚えないんですか?一番ホーリーなフレアだろうが
実際に使った構築
Eうつほと組んでサイクルを回せる相方を探したところ、弱点の水・雷・歪全てに耐性があり、今一つ足りない集防を煙幕展開で補えるEだいようせいが該当したので採用した。逆にEだいようせいの弱点である炎・闘・音にEうつほが耐性を持つため、相性補完に優れた受けサイクルの並びを形成することができる。
毒だけは素通しなのと2体とも集弾メインの受け人形なので、鋼鉄の散弾アタッカーとして、2体が苦手なEメディスンにアビリティ込で滅法強く、疾風迅雷やシャークトレードで器用に戦えるベルトPりかこを採用した。
この3体を基本選出とし、残りの枠を色々組み替えて試していた。
本記事では試した中で特に使用感が良かった構築を参考までに紹介する。

残り3体に欲しい要素として、
・相手にEメディスンがいる場合の受け駒
・属性の一貫切り(無、闇、冥)
・積み対策
・ポイズントラップ回収枠(≒毒属性)
・交代スキル対策(大地属性、闇の衣orネガティブオーラ、捕縛縄)
・気象(≒極光)対策
辺りが挙げられるので、それらを意識して構築を組むようにした。
以下採用順

Eだいようせい@兵糧丸
印:蒼
アビリティ:煙幕展開
実数値:201(62)-110-156(4)-×-127(64)-50
ディストーションボム
パワードレイン
ドレインシード
H:奇数最大
D:ぶっぱ
B:余り
S:最遅
Eうつほの相方。
幅広い相手に満遍なく出すためにHDに厚く振り、また朱雀を使わなくて良いというEもこうにない利点を最大限活かすために兵糧丸+ドレインシードを搭載した。
カスタマイズ性が高く、かんざしを持たせてトリックスターを仕込んだり、回復手段をマナの恵みにしたりと選択肢が多い。また白印で集防をA+にすることで強気対策ができたりするのでお好みで。
Sラインはとりあえず最遅にしたが、Sに振っていないEひな等30族に上を取れる可能性を考えるとランクD(実数値54、最遅50族抜かれ)辺りに設定しても良さそうだと感じた。
煙幕展開の扱いが難しく、直接Eうつほを投げるのではなく一度Aダウンを挟んでから引くことで受けを安定させる等のプレイングが要求されるが、上手く扱えれば楽しい人形だった。

Pりかこ@こだわりベルト
印:黒
アビリティ:同調
実数値:161(2)-×-75-200(64)-110-152(64)
疾風迅雷
シャークトレード
CSぶっぱ
アタッカー枠①
採用理由は前述の通り。印は黒で使っていたが碧の方が良いと思う。太刀風Sさなえに最低でも同速を仕掛けられるのは大きい。
HPの個体ランクをA+にして16n-1にすることも考えたが、元々毒や黄砂は受けず、シャークトレードで兵糧丸を受け取る可能性も考慮してSのままにした。どちらが良いかは要検討。
耐久は高いとは言えないため受け出しをどのタイミングで行うか、相手の耐久人形にシャークトレードを撃ったせいで速度が犠牲になっても構わないか、といった試合展開の先を読む力が求められることも少なくない。基本選出に扱いが難しい人形が固まってしまったが、Eうつほ軸としてはかなり自信のある良い並びになったように思う。

Pサグメ@こだわりピアス
印:碧
アビリティ:逆転作用
実数値:135-×-106(2)-182(64)-115-178(64)
ウルトラハイトーン
ポイズンボム
インスティンクション
大地符
CSぶっぱ
アタッカー枠②
1体でポイズントラップ回収と積み対策を兼ねられる優秀な人形。
C130から放たれるピアス込の火力は非常に高く、3回攻撃するだけで勝てる試合も存在するほどだった。
スキル構成は命中安定の一致2種は確定として、風や鋼鉄に刺さるインスティンクション、残り1枠は構築全体で雷人形を呼ぶことが多いと感じたので4倍勢(Eよりひめ、Dサグメ、Pりかこ等)に奇襲できる大地符を採用した。
耐久には振っていないもののPりかことはまた異なる優秀な耐性を持ち、特にストライクショットで縛られないアタッカーとして役割を全うしてくれた。この枠をSじゅんこにして使っていた時期もあったが、闘弱点が被ってしまうのが選出の幅を狭めていると感じることがあったため、こちらの方がバランスが良いと感じた。

Eチルノ@身代りの木札
印:蒼
アビリティ:警戒心
実数値:217(64)-×-200(64)-100-96(2)-60
レイジィミスト
疾風迅雷
ポイズントラップ
マナの恵み
HBぶっぱ
Eメディスン入りに投げる集弾受け。加えて他だと対策が怪しいSじゅんこも最低限相手できる。
木札を持たせたことにより、Eメディスンが意気揚々と捕まえに来てもPりかこ後出しが安定になるのが強い。
Eだいようせいにも言えることだが、後攻で対面操作を行えるため、本構築は受け2攻め1選出が基本であるところを攻め2選出も視野に入れることができ、選出の幅を広げることができる。
Eだいようせいと同じくSラインの調整が難しい。

Dかぐや@捕縛縄
印:白
アビリティ:応急処置
実数値:295-×-62(64)-100-200(64)-76(2)
ムーンボウ
テルミット
突風
マナの恵み
BDぶっぱ
捕縛縄を持たせる余裕のある散弾数値受け。
Dオレンジも候補で実際使ったこともあるが、無属性に耐性がないことと対極光の安定感の違いからこちらに変更。代わりに幻弱点になってしまったため、相手の追伐持ち(Eキクリ等)に常に怯えないといけなくなってしまった。
突風を採用していたが欲しい場面がほぼなかったので(積み対策はPサグメで十分)、追伐持ちに捕まった際に読み次第で返せるクロスカウンターや、とりあえず張っておけば追伐の盾になるバリアオプション、また回復スキルをパワースポットにして森羅結界を入れるのも良いかもしれない。
重い人形
・Eよりひめ
無理。
基本選出では全員弱点を突かれ、こちらからは碌な打点がない。
Eチルノで毒や衰弱を撒いて誤魔化すか、Pサグメで大地符しかない。
・Dかぐやを出したい人形(Sさなえ等)+追伐持ち
Dかぐやが捕まると即負けに直結する。
Dかぐやを選出せずに頑張るか、突風→クロスカウンターに変更する。
Dかぐや→Aむげつに変更すれば追伐無効となり、Pマミゾウ絡みにも戦いやすくなるので検討しても良いが、状態異常耐性がない、音弱点が重い、対Eメディスンが怪しくなる等の問題点もある。
総括
実際にランダムマッチで使った感想としては、適当な構築に突っ込んでも無条件に「強い!」とは言えないが、どうしようもなく弱いわけでもない、構築力や自身の使用人形の理解度に強さが依存する人形、という印象(どの人形にも当てはまることかもしれないが)。ただ世間一般のイメージである「Eもこうに劣っていて使用価値が見出せない」といった先入観は、少なくとも自分の中では払拭することができたと思う。
型や構築に関してはこれが絶対に正解というわけではなく、あくまでEうつほを使う際の1つの指標として参考にしていただければ嬉しく思う。
私自身も今後も様々な人形を試し、嫁人形を強く使うためにより良い構築を試行錯誤していきたい所存である。
本記事は以上です。ここまで読んでいただきありがとうございました。